関金御幸行列について
【関金御幸行列】
関金御幸行列は、関金町の三神社の秋季例大祭で行う大名行列を模した行列で、所作・構成の異なる三社の行列が同時に進行する形態に特色があります。
もともと旧暦の9月9日に行われていましたが、現在は9月第3日曜日前後に行われます。
もともと旧暦の9月9日に行われていましたが、現在は9月第3日曜日前後に行われます。
倉吉市指定無形民俗文化財(平成23年6月7日指定)
【起源】
江戸時代後期の天明年間に遡り、幕末に樗谿神社(鳥取市)の古式祭礼を神官戸板某から習ってきたと伝わっています。
道具は藩から交付されたとか、樗谿神社のものを貰い受けたとの説があります。
道具は藩から交付されたとか、樗谿神社のものを貰い受けたとの説があります。
【特徴】
行列は、先頭を湯関神社(平坦な道中型行列31人)、次いで大鳥居神社(登城型で登り坂道中行列26人)、最後に日吉神社(下城型で下り坂道中行列28人)。
総勢約90人が昔ながらの奴姿・武者姿で行います。
現在の経路は、大鳥居の市役所関金庁舎前を出発し、関金温泉街を通って湯関神社先の地蔵院まで、約1kmの距離を練り歩きます。
県下各地でこれに類した御幸行列・時代行列が行われていますが、最も華やかな御幸行列と評されています。
幕末に鳥取東照宮の行列が絶えてしまった現在、「権現流」の一部を偲ばせるものと位置付けられています。
総勢約90人が昔ながらの奴姿・武者姿で行います。
現在の経路は、大鳥居の市役所関金庁舎前を出発し、関金温泉街を通って湯関神社先の地蔵院まで、約1kmの距離を練り歩きます。
県下各地でこれに類した御幸行列・時代行列が行われていますが、最も華やかな御幸行列と評されています。
幕末に鳥取東照宮の行列が絶えてしまった現在、「権現流」の一部を偲ばせるものと位置付けられています。
【豆知識】
①各行列隊の掛け声
湯関神社:先箱が「エーヨイヤナー、エーヨイマカセ、エーエーヨイガ、シャシャシャアー、シャシャシャントセノセ、イヤハレバイサノサ」と踊りながらはやす。
大鳥居神社:先箱が「オーイ」と大声を発する。
日吉神社:湯関神社と同じ。
大鳥居神社:先箱が「オーイ」と大声を発する。
日吉神社:湯関神社と同じ。
②各行列隊の行列時の姿勢
湯関神社:道中での行列のため、行列の人は両手の指を水平にそろえて伸ばし、腕も水平にする。
大鳥居神社:登城での行列のため、行列の人は両手を握り拳、下腕及び手首は上方に曲げる。
日吉神社:下城での行列のため、行列の人は手首をそろえて下方に曲げ、腕を水平にする。
大鳥居神社:登城での行列のため、行列の人は両手を握り拳、下腕及び手首は上方に曲げる。
日吉神社:下城での行列のため、行列の人は手首をそろえて下方に曲げ、腕を水平にする。
【昭和23年の写真】
動画(2011年の様子)
見どころと行列スタート位置のご案内
【例年の行列出発日程】
午後1時30分頃:倉吉市役所関金庁舎裏出発、鳥取銀行関金出張所まで
午後2時頃:Aコープせきがね店前出発、石井菓子店前まで
午後3時頃:国道313号線関金宿信号出発、関金宿中町まで
午後5時頃:関金温泉旅館街到着
【最初のスタート位置】倉吉市役所関金庁舎裏